「窓の防犯対策ってどうすればいい?何が効果的なの?」

みなさんこんにちは!
Curasu編集部の上田と申します。

空き巣対策として忘れてはいけない、窓の防犯
何か対策しないと危険かも…と思いつつ、実際にどうすればいいのかわからないという人は多いはず。

この記事では、窓に特化して具体的な対策方法を紹介します。

「効果的な窓の防犯対策が知りたい!」と考えているあなたのお力になれたら幸いです。

空き巣は窓を狙う

空き巣被害の約6割は、窓からの侵入によるものです。
玄関の戸締りはもちろんのこと、窓の防犯対策の重要性がわかりますよね。

まずは狙われやすい窓について理解を深めておきましょう。

空き巣の手口

空き巣が窓から侵入する際に使う手口は、大きく次の2つに分かれます。

  • 窓ガラスを割る
  • ドライバーででこじ開ける

「ガラスを割る」というと、ハンマーや金槌などを使って割るイメージがありますよね。
ですが実は、大掛かりな道具ではなくガスバーナーが使用されるケースがあります。

「ガスバーナーでガラスって割れるの?どういうこと?」と思った方、多いのではないでしょうか。
ガスバーナーでガラスを熱して水を掛けると、温度変化に耐えきれず「パリン」と割れてしまうんです…!

また、マイナスドライバーをガラスと窓の隙間に入れて差し込むと、ガラスはひび割れを起こします。
ひび割れが起こった箇所からガラスを割り、内側の鍵を操作して侵入するケースも。

このような手口を知るだけでも、窓ガラスの強化や鍵の強化の必要性がわかりますよね。

侵入可能な窓のサイズとは?

窓ガラスが割れたとしても、あるいは鍵をこじ開けられたとしても、その窓枠自体が体を通さないサイズであれば、物理的に侵入は難しいですよね。

一般的には、人の頭と肩が通る大きさがあれば侵入できるとされています。
頭の直径平均は、成人男性で15.4cm、女性で15.2cm。

そのため、15cm程度の窓幅であれば侵入のリスクはグッと下がります。
これから家を建てる予定のある方は、このサイズを基準にトイレやお風呂の小窓のサイズを検討してもいいかもしれません。

しかし、リビングやベランダの窓はそうもいきませんよね…。
大きな窓はなおさら、入念な防犯対策が必要です!

窓の防犯対策

窓の防犯対策の重要性がわかったところで、効果的な対策方法を紹介しますね!

窓の防犯対策は、物理的な対策と心理的な対策の2種類があります。
物理的な対策をしっかり踏まえた上で、空き巣に「この家は入りにくいな…」と思わせる心理的な対策をしていきましょう。

窓ガラス・鍵を強化する

まずは物理的な対策として、以下2つの方法で窓ガラスと鍵の強化を行いましょう。

  • 防犯ガラスを使用する
  • 補助錠をつける

防犯ガラスは、通常のガラスの間に特殊な膜が挟まれ、衝撃に強い作りです。
この膜が厚いほど耐久性は高くなり、何か道具を使った打ち破りやこじ開け、また熱にも強くなります。

しかし、厚みが増した場合は既存の窓枠に設置するのが難しく、ガラスのみの交換ができないことも。
そんな時はこのあとお伝えする防犯フィルムを試してみてくださいね。

さらに通常の鍵に加えてもう一つ鍵を設置すれば、空き巣の侵入の手間が2倍に。
空き巣は侵入に5分以上かかると諦めるとされています。

物理的に空き巣の侵入をブロックし、あなたの家を守りましょう。

防犯フィルムを貼る

もし「防犯ガラスの設置が難しい」という場合は、あなたの家の窓に防犯フィルムを貼るだけでも十分に防犯効果があります。

防犯フィルムとは、貼るだけで窓ガラスの強度を高めてくれるアイテムです。
もしガラスが割れてしまっても、フィルムがあることで貫通を防げます。

ガラス交換よりも安価ですし、自分でフィルムを貼るのが難しい場合は業者に依頼も可能。
なるべく安く済ませたい人の防犯方法としてオススメです!

防犯ステッカーを貼る

さて、ここまでは物理的な対策方法を紹介しましたが、空き巣に「この家は入りにくい」と思わせる心理的な対策も重要。
その点で防犯ステッカーはかなり有効なグッズです。

ホームセンターやネット通販サイトでは、「防犯システム設置」「防犯カメラ作動中」といったステッカーが販売されています。

実際にシステム・カメラを設置していなかったとしても、空き巣がわざわざステッカーが貼ってある家を狙うことは少ないものです。

空き巣に「狙いにくい」と思わせる対策として、ぜひお試しください。

まとめ

空き巣は主に窓から侵入します。
打ち破りやこじ開け、また熱による破壊を防ぐためにも、窓ガラスや鍵の強化を行なってくださいね。

さらに、空き巣に「狙いにくい家だ」と思わせる対策として、ステッカーの設置も有効です。
物理的な対策と心理的な対策の両方を使って、効果的に対策していきましょう!

そのほか、一軒家の空き巣対策も実践することで、より万全の体制を整えられるはず。
あなたとご家族が、安心して暮らせますように!

ここまではCrasu編集部の上田がお伝えしました。
あなたの暮らしがもっと快適になることを、心から願っております。